こんにちは!DORMITORIO寮事業部の曽我です
百年プロジェクトでは、新規商品開発やマーケティングの支援事業も行っています。
お客様からの相談で多いのが
「ライバルが増えるのは困る」や「ライバルがいない方が良くないですか?」
といった質問が多いです。
今回は、競合がいることのメリットとデメリットを、事業者とユーザーそれぞれで、私たちの考えをお伝えします
ユーザー
メリット
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選択肢が豊富:競合がいる市場では、ユーザーに多くの選択肢が提供されます。これにより、ニーズに合った最適な製品やサービスを見つけやすくなります。
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より良い品質と価格:競合各社はユーザーを引きつけるために、製品やサービスの品質を向上させ、価格競争を行います。これにより、ユーザーはより良い品質の製品やサービスを手頃な価格で利用できます。
- イノベーションの促進:競合がいることで、各社は差別化を図り、新しいアイデアや技術を取り入れることが求められます。この結果、ユーザーは最新の製品やサービスを享受できます
デメリット
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過剰な選択肢:競合が多すぎると、ユーザーにとって選択肢が過剰となり、適切な製品やサービスを選ぶことが困難になることがあります。
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誤った情報:競合各社は他社を出し抜くため、時に誤った情報や誇大広告を出すことがあります。これにより、ユーザーが適切な判断を行いづらくなります。
- 顧客サポートの質の低下:競合が激しくなると、企業は費用削減のために顧客サポートの質を犠牲にすることがあります。その結果、ユーザーはサポートが不十分な状況に直面することがあります。
ビジネス
メリット
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競合のマーケティング投資:新たな需要を創出し、市場の発展を加速します。
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競合の参入:市場および自社が認知される可能性が高まります。
- 競争相手の存在:競合の存在を認識することで社内のやる気が高まり、サービスの質が向上します
デメリット
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売上減少:強力な競合が来た場合営業成績が低下し、成長が難しくなります。
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市場の混乱:競合が市場で無理な価格設定や過剰なサービスなどを行い、不安や疑念を広めることがあります。
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競合排除:競合の参加を抑制しようとする企業が現れ、ユーザーのメリットが減少することがあります
- 市場が存在しない:競合がいない=ブルーオーシャンと思われることもあありますが、そもそも市場自体が存在していないことの確率の方が高いと考えています。
以上の理由により、私たち百年プロジェクトのマーケティング支援では、競合のいない市場への参入のお手伝いはお断りしております。
市場をゼロから構築するよりも、すでにある市場への参入において、競合より優れた点を、顧客へいかに伝えて認知していただけるか?のご支援をしておりますので、ご理解の上ご相談ください