こんにちは!DORMITORIO寮事業部の曽我です
大型連休ということもあり、今回は私が厳選した、熱いスポーツ漫画5選を紹介します。
これらの作品はどれも私が夢中になった作品ばかりです。それでは早速見ていきましょう!
1.野球漫画『バトルスタディーズ』
『バトルスタディーズ』は、野球の名門高校「PL学園」をモデルにした「DL学園」を舞台にした青春漫画です。「素でエグい」生活がリアルに描かれています。作者の「なきぼくろ」が実際にPL学園野球部に所属しており、甲子園出場経験も持っているため、作品のリアルさが際立っています。
作品の魅力は、実際のPL学園野球部の内情を描いている点で、どこまでが真実かは作者や関係者にしかわかりません。寮生活や練習に焦点が当てられ、厳しい先輩後輩関係も描かれています。ただし、実際のPL学園は寮生活が必須ではなく、作者も研志寮は未経験でした。
リアルエピソードでは、厳しい上下関係やグラウンド整備の様子が描かれており、1年生は完璧な整備ができるよう努力しています。作中のDL学園はPL学園をモデルにしているため、興味深いエピソードが盛り込まれています。
2.バスケ漫画『スラムダンク』
映画で公開されて世界的に大ヒットしている『スラムダンク』は、すでに説明も不要かもしれませんが、原作の漫画はやはり外せません。
不良高校生・桜木花道がバスケットボール部に入部し、弱小チームが強豪校と戦う物語です。漫画ならではの臨場感があり、選手目線で駆け引きや心理状態をリアルに感じられます。
また、単行本で31巻(完全版では24巻)の適度な長さが読み応えがありつつ、サクッと読める魅力です。週刊少年ジャンプに約6年掲載され、物語は主人公の高校1年生から9月頃とわずかひと夏の物語。
圧巻のラストでは、約70ページにわたるセリフなしのシーンが展開され、選手の息づかいや時計のカウントダウンの音が聞こえてくるような臨場感を味わえます。スラムダンクは、そのリアルな描写と熱いストーリー展開で漫画好きも、漫画が苦手な人にも、全員にオススメできる漫画です。
3.自転車漫画「シャカリキ!」
『シャカリキ!』はめ組の大吾、カペタ、すばるの名作を生み出した曽田正人が描くロードレースマンガです。
1992年から1995年まで週刊少年チャンピオンに連載され、映画化もされた漫画です。
物語は、自転車好きな少年・野々村輝がロードレーサーに乗り、様々なロードレースで個性豊かなライバルたちと戦い、日本でも有数のクライマーに成長するまでを描く。
主人公・テルは無口でクレイジーな性格だが、自転車への情熱が伝わり、読者が自然と応援したくなる。登場キャラクターは濃く、熱い展開が続く。自転車好きなら読んでおきたい一作です。
私自身も、高校時代は自転車競技部に所属していましたので、感情移入が強い作品となっています。
読んでいて何が面白いのかというと、主人公はとにかく努力の天才で、常識では考えられないような頑張りや根性を見せてくれるのです。
その結果、予想をはるかに超える結果を残していきます。作者の主人公のシャカリキにがんばる姿の描写が素晴らしく、読んでいると主人公に感情移入し、熱い気持ちになることができるのです。ロードレースに対する興味がわいたのはもちろんのこと、努力することで自分で人生を切り開くことができることを学べる作品だと思います。
4.ジャズ漫画『ブルージャイアント』
ジャズ漫画ですが、私はこの漫画をスポーツ漫画のジャンルとして入れさせていたえだきます。映画化もされた、『ブルージャイアント』は石塚真一氏によるジャズ漫画で、主人公・宮本ダイのサックス奏者としての成長物語が描かれています
ダイは高校生でありながら、夢に向かって突き進む姿が熱く描かれ、読者に勇気を与えてくれます。
また、音楽演奏の描写が細かく、リアルな音楽シーンが感じられる点が評価されています。物語は、漫画としてだけでなく音楽家や音楽好きにもオススメできる一冊です。
実際のプロミュージシャンや演奏シーンをリサーチし、細部にこだわった描写が魅力的。本作は、夢を追い求める者に勇気を与えるだけでなく、ジャズ音楽の素晴らしさを広める役割も果たしています。
スポーツ漫画にジャンル分けしたところとしては、主人公の宮本大は、自分が世界一のジャズプレイヤーになれると本気で信じている少年です。そのため、彼は、世界一になるための特訓をストイックに続けます。
例えば彼は毎日、夜中になるまで橋の下でサックスを吹き続けます。また、どれだけ雨が降ろうと、雪が降ろうとサックスを演奏することを止めません。
しかも、それを延々と一人でやり続けるのです。
周りになんと言われようが、ただ、ひたすら日々の練習をストイックにこなしていく…。そのストイックさが、すごくかっこいいです。
本当に成功する人ってこういう人なんだろうなということがよくわかる。
また、この漫画は地道な練習シーンをきっちりと描いているので、さらに大のジャズにかける熱い思いが伝わってきます。
5.サッカー漫画『アオアシ』
『アオアシ』は、東京エスペリオンのユースチームを舞台に、プロサッカー選手を目指す少年たちの青春と成長を描いた漫画です。主人公の青井葦人は、独特の試合感覚と才能を持ち、DF(サイドバック)として能力を開花させていきます。
物語はリアリティを重視し、現実のサッカーにおける個人戦術や戦術理解の描写が細かく描かれています。これにはスポーツジャーナリストの上野直彦氏が原案協力を行っています。また、物語には少年達の青春ドラマも描かれ、彼らが悩み、悔しがり、成長していく姿が描かれています。
現在、Bチーム編が終わり、プレミアリーグで戦うAチームのエピソードに突入しており、今後の展開が楽しみです。リアリティ溢れる試合描写と、少年や指導者達のドラマが『アオアシ』の魅力を引き立てています。
プロサッカー選手を目指すために親元を離れ寮生活で共に生活をともにする描写や、圧倒的な才能をもつスター選手と出会った時の心の葛藤、自分の特性と評価される特性が違った時の心の葛藤など、様々な見え方でサッカー以外の部分でもすごく面白い漫画です。
「大津の下宿」の皆さんも、この記事を参考にしていただき、日頃の生活の気分転換や、モチベーションアップなどに、漫画を活用してみてはいかがでしょうか?